国の名勝・天然記念物に指定されている福井県の代表的な観光スポット
「東尋坊」。日本海に突き出した柱状の断崖が1km余も続く、柱状節理という地質学上にも珍しい奇岩景勝地。断崖上に荒磯遊歩道(約4km)が続いており日本海の絶景が楽しめる。すぐ下からは観光遊覧船も運航しひと味違った東尋坊が見られる。
冬の味覚の王者「越前がに」。福井県で水揚げされたオスのズワイガニのことで、目印に黄色のタグを足につけている。高値を呼ぶ越前ガニだが、中でも三国港に揚がるカニはその鮮度の良さから「皇室献上ガニ」としても有名で、福井が全国に誇る逸品と言える。
世界三大恐竜博物館の一つと言われる「福井県立恐竜博物館」、国内外から多くの人が訪れている。43体もの全身骨格が展示され、本物のティラノサウルスの化石にさわることができたり、野外では実際に石を叩いて化石を見つける発掘体験もでる。これまで恐竜に馴染みがなかった人も楽しめる体験型の博物館。
曹洞宗の大本山『永平寺』。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも二つ星と評され、国内外からも注目されている。樹齢500年と言われる大杉の先にある唐門や230枚の日本画が美しい「絵天井の間」など見所もたくさん。事前に申し込めば三泊四日の修業体験もできる。
北陸を代表する名湯「芦原温泉」。関西の奥座敷とも言われる人気の温泉地で、源泉の数は、なんと74!旅館毎に少しずつ泉質が異なるのも大きな特徴。1枚1,500円(税別)で3つの温泉が楽しめる「湯めぐり手形」もある。あわら温泉屋台村「湯けむり横丁」も人気。
そばに大根おろしを添えたシンプルな越前そば(越前おろしそば)。昭和22年に昭和天皇が福井を訪れたとき、「越前のおろしそばはおいしかった」とおっしゃっていたことから名前がついたという。香り高く喉越しの良い越前そばと、さわやかな大根の辛みが見事にマッチした自慢の郷土料理。
メガネフレームの生産量日本一、眼鏡の聖地こと鯖江市。その鯖江市の中心にそびえ立つ「めがねミュージアム」、入場は無料でメガネの歴史や、著名人のメガネコレクションなどが見られる。勿論ショップもあるが、自分だけのオリジナルメガネの制作も体験できる。
汽水、海水、淡水と塩分濃度の違う5つの湖からできている「三方五湖」多彩な水質が豊かな漁場を作り、山頂から眺める湖は全て色が少しづつ違う。おすすめは「三方五湖レインボーライン」若狭湾と三方五湖などの絶景を楽しみながらドライブできる。
京都と福井をつなぐ「鯖街道」、中でも大いに繁栄した宿場町である熊川宿の町並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されてる。昔ながらの宿場町の風景の中で、名物の「鯖寿司」や郷土料理「へしこ」などを味わえる。
「天空の城」として有名になった「竹田城」、ここ福井でも「天空の城」としてSNSで有名になったのが「越前大野城」。雲海に浮かぶ美しい姿が話題を呼んだが、この雲海が見られるのは10月から4月までの年10回程度と、かなりハードルが高い。