岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで日本三名園の一つに数えら
れている金沢の兼六園。石川県の代表的観光地で、国内だけでなく海
外からも多くの観光客が訪れる。季節ごとに庭園をライトアップし、
秋は闇夜に浮かび上がるモミジ、冬には雪吊りが施された木々、と四季を通して様々な表情が見られる。
粟津・片山津・山代・山中温泉で構成する加賀温泉郷。開湯1300年の歴史を持ち、古くから「関西の奥座敷」と呼ばれ多くの文人墨客が訪れている。里山に囲まれた箱庭のような粟津、湖畔に佇む片山津、丘陵地に広がる最大規模の山代、山あいの渓谷(鶴仙渓)に形成する山中、と異なったロケーションを持ち、泉質もそれぞれの特徴を持っている。
日本の砂浜で唯一ドライブできる「千里浜なぎさドライブウェイ」波が高い場合や気象条件で通行できない日を除き、無料で一年中走行できる。秘密は、小さくそろった砂の粒子が水を含んで固く締まっているから、バスやバイク、自転車なども走れる。海水浴シーズンは安全を確保するため、公道として道路標識が設置される。
金沢の台所「近江町市場」。古くは加賀藩前田家の御膳所として、また庶民の台所として、300年近くも金沢の人々の生活を支えてきた。店舗には日本海の新鮮な魚介類や加賀野菜がところ狭しと並べられ、市場内は地元の人や観光客でいつも活気にあふれている。お寿司や海鮮丼をその場で食べられるお店も多数ある。
輪島塗は、石川が誇る伝統工芸。加飾の沈金や蒔絵の技法にも優れ、日本を代表する漆器として重要無形文化財に指定されている。輪島市内には世界で唯一の漆芸専門の美術館「輪島漆芸美術館」や観光客が気軽に輪島塗を体験できる工房もたくさんある。
日本の棚田百選や国指定文化財名勝に指定される白米の千枚田。海へと向かって小さな田んぼが段々と連なっていく景観はテレビや雑誌でも多く取り上げられている。2011年には世界農業遺産にも認定されたことから、国内のみならず海外からも注目を浴びるようになった人気の観光名所である。
開湯1200年を誇る、能登観光の玄関口としても知られる全国有数の温泉街、和倉温泉。その名を一躍全国区に押し上げたのは、やはり旅館「加賀屋」の存在、35年間連続で日本の旅館1位に選ばれている。1度は訪れてみたい温泉宿の一つである。2011年にリニューアルした日帰り温泉施設「総湯」も人気がある。
現代アートと自分を一体化できる体験観光型の美術館。有名なレアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」をはじめ、直接見て、触れて、感じることができる作品も多いので、アートにあまり興味がない方でも楽しめる。古都金沢では異色の観光スポット。
日本海に面した石川県金沢市は、新鮮な魚介類に恵まれ、回転寿司で高品質なネタを使った寿司を手軽に味わうことがでる。全国でもトップレベルのクオリティを誇る金沢の回転寿司。市内は回転寿司の激戦区になっており各店それぞれにこだわりがあり、どの店も満足出来る寿司を提供している。
金沢を代表する観光地の一つ「ひがし茶屋街」。美しい出格子と石畳
が続く古い街並みのは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されて
いる。和菓子、伝統工芸品、雑貨などを扱うお店やカフェが充実しており、風情ある街並みの中でショッピングや食事を楽しむことができる。