ご存知、日本最大規模の合掌造り集落「白川郷」、富山の「五箇山」と共に世界遺産に登録されている。里山の自然と合掌造りの集落が作りだす、まるで日本の昔話に出てくるような風景が多くの観光客を魅了している。合掌造りの内部は見学はもちろん、民宿として泊まることもできる。
「飛騨の小京都」と呼ばれ江戸時代から続く古い町屋が軒を連ねる
飛騨高山。通称「さんまち通り」は観光の定番スポット。名物の「みたらし団子」や、ブランド和牛「飛騨牛」の握り寿司など、食べ歩きが楽しめる。二つある(宮川・陣屋前)朝市も有名で観光客に人気がある。
城下町として栄え、清冽な水と夏の郡上おどりで有名な郡上八幡。名水百選の「宗祇水」をはじめ町には至る所に水路がめぐりどこも観光の名所になっている。夏には町の中心を流れる吉田川で子供たちが水遊びをする姿がたえない。8月13日からの「郡上おどり」には全国から数十万人の人が参加する。
平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高という5つの温泉地からなる奥飛
騨温泉郷。日本の屋根北アルプスの懐に抱かれ山里ならではの郷愁を
誘う風情の宿と大自然を生かした露天風呂が人気をよんでいる。特に冬場の雪見露天は格別、囲炉裏でのもてなしも嬉しい。
国の重要無形民俗文化財に指定されている長良川の鵜飼い。鵜匠が鵜をあやつり魚を捕える伝統漁法で、篝火を燃やして行われる鵜飼は幻想的で長良川の夏の夜の風物詩になっている。5月から10月の鵜飼いシーズンには有料の観覧船がでているが、川岸からも見学できる。
岐阜県内で14ヶ月以上肥育され、A5からB3までにランクインした黒毛和種を「飛騨牛」と呼ぶ。肪が少ないきめ細かな霜降り具合が特徴で、肉色は鮮やかで淡いピンク色、やわらかくとろけるような食感。値段も手頃で、焼肉、ステーキ、すき焼き、と幅広く気軽に楽しめる。
中山道の43番目の宿場として栄えた「馬籠宿」石畳の坂道には往時
の歴史的建造物が現存し、島崎藤村の生家や土産処などが軒を連ねる。長野県にある妻籠宿までの約8キロの中山道ハイキングが楽しめるコースも整備され、大人気の観光スポットとなっている。
恵那峡は木曽川を大井ダムでせき止めて作られた人造湖。両岸には、奇岩・怪石が立ち並び、春の桜から始まり新緑、紅葉、雪景色を湖面に映し、四季折々の景観を通して楽しめる。遊覧船でのパノラマクルージングが人気を呼んでいる。
兵有馬、草津と並ぶ“日本三名泉”のひとつ「下呂温泉」。pH9.2のアルカリ単純泉のお湯は、滑らかな肌ざわりが特徴で、お肌をツルツルにする効果が期待される「美人の湯」とも言われている。平安中期に発見されたと伝わる歴史ある温泉で、昔ながらの湯治場としての風情も楽しむことができる。
今や全国にその名が知れ渡った通称「モネの池」。関市板取の根道神
社境内にある名もなき池がフランスの画家クロード・モネが描いた
『睡蓮』に似ているとネットやテレビなどで紹介され、一躍有名なった。特に初夏の睡蓮の花が咲く時期は多くのカメラマンが訪れる。