面積 371.05km2 総人口 106,905人(推計人口、2017年5月1日)
石川県の南部に位置する日本海に面した市。
小松市は、建設機械メーカーのコマツの企業城下町であり、関連企業や工場も多い。そのため重工業が発達しており、北陸工業地域の一翼を担っている。製造品出荷額は6,798億円、県内では第1位である。(工業統計表、2008年)
また、歌舞伎の勧進帳の舞台となった安宅の関や、那谷寺、粟津温泉など、自然や文化の面にも恵まれている。 人口では金沢市に次ぎ長らく石川県第二の都市であったが2005年2月1日白山市の誕生で第三の都市となった。
市内の粟津温泉には世界一古いホテルとしてギネスブックにも載る法師旅館という温泉旅館がある。この旅館は718年(養老2年)の創業であり、実に1300年の歴史を誇り、開業当初から続く家系によって経営されている。 粟津温泉近くの那谷寺は奇観を有する境内が有名で、秋の紅葉が特に美しい。
粟津温泉以外にも、市内には多数の温泉が湧く。総湯と呼ばれる共同浴場や銭湯が町のあちこちにあり、手軽に温泉を楽しめる。温泉が水道のように供給されているマンションもある。