日本三名城の一つ「熊本城」。2016年の熊本地震で大きな被害を受けたが、町の中心部に位置し、復興の象徴的存在となっている。今しか見られない姿もあり、今こそ訪れたい場所でもある。近くにある「桜の馬場 城彩園」には熊本の名物グルメや名産品が揃っており、お土産探しや食べ歩きなどに便利。
今も活発な噴火活動を続ける「阿蘇中岳」。絶景ポイントが点在する「阿蘇パノラマライン」、中でも「 草千里」には絵画のように美しい景色が広がる。さらに、阿蘇の広大なカルデラや大分県の九重連山まで、360度の大パノラマが楽しめる「大観峰」。「阿蘇山」は熊本観光には欠かせない名所がギッシリと詰まっている。
九州を代表する人気の温泉地「黒川温泉」。温泉街には約30軒の温泉宿があり、8つの泉質と約380もの湯船が楽しめる。絶景の露天風呂や人気の洞窟風呂、立ち湯などの多彩な温泉がる。おススメは「入浴手形」1枚1,300円を購入すれば3湯まで自由にに入れる。
県外ではなかなか食べられない高級食材として、観光客にも人気がある熊本の「馬刺し」。鮮度も肉質も良く抜群の美味しさがある。なかでも「トロ馬刺し」とも呼ばれる美しい霜降りの極上馬刺しは、ぜひ味わいたい逸品。他にも馬ホルモンのてんぷらや馬肉のお味噌汁など、多彩な馬肉料理も味わえる。
2018年7月「潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に認定された。その構成要素には熊本県にある「天草の教会群」も含まれている。海の天主堂とも呼ばれる「崎津教会」と天草で最も早く造られた「大江教会」、共にキリシタンの歴史を伝える重要な施設で、天草ならではの大切な情景を作りだしている。
杖立川の「鯉のぼり祭り」で有名な「杖立温泉」。自噴式の源泉が複数あり、あちらこちらで湯煙が噴き上がる光景が見られる。源泉は98度と高温で、蒸気に満ちた箱型の「蒸し湯」を楽しめるのも杖立の魅力。近くにはテレビCMのロケ地として話題になった絶景の「鍋ヶ滝」もある。
通称「水前寺公園」という名で熊本市民に親しまれている、水前寺成趣園。湧水を活かした池を中心に富士山を模した築山など、東海道五十三次をあらわしたとされる桃山式日本庭園が広がっている。熊本地震の後一時的に減っていた水量も元に戻り、洗練された美しい景観を取り戻している。
「熊本ラーメン」は、とんこつスープに揚げニンニクやマー油の香ばしい風味が加わったコク深い味わいが魅力。とんこつラーメンの発祥は福岡・久留米の屋台「三九」。その味に刺激を受け、創業したのが熊本の老舗「味千ラーメン」と「こむらさき」、さらに熊本ラーメンの名を全国区にしたのが「桂花ラーメン」だと言われている。
約800年の歴史をもつ「山鹿温泉」。室町時代から受け継がれている和紙工芸・山鹿灯籠や想的な灯籠踊りなどの伝統文化が色濃く残っている。メインストリートの豊前街道には、明治浪漫あふれる芝居小屋「八千代座」や唐破風の屋根が印象的な「さくら湯」など、レトロなスポットが点在している。
阿蘇の雄大な大自然の中にある人気観光施設「阿蘇ファームランド」石庭露天風呂を有する温泉ゾーンやカピバラやフラミンゴと触れ合える「ふれあい動物王国」など見どころが多い。宿泊エリアにはドーム型の建物が立ち並び、まるで絵本の様な世界が広がり家族連れに人気がある。