国の名勝・天然記念物にも指定されている「高千穂峡」、100mほどある柱状節理の崖がすばらしい景色を作り出している。「真名井の滝」はこの渓谷のシンボルで、高さ約17mから水面に落ちる様は圧巻。遊歩道からも見られるが、貸しボートを借りて、間近で峡谷を観察するのがおススメ。
国の天然記念物に指定されている「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩に囲まれる青島。中心には「青島神社」があり、古くは聖なる島として、普段は青島神社の神職しか入島できなかったが、現在は弥生橋を渡って誰でも参拝することができる。神話の伝承から、縁結びや夫婦和合の御利益で知られている。
宮崎発祥のグルメ「チキン南蛮」。県内には無数に食べられる店があり、それぞれにこだわりがある。なかでもおススメはチキン南蛮の元祖と言われている「直ちゃん」とダイエイホークスの選手がよく通う「c」、どちらも人気の有名店である。
モアイ像で有名な「サンメッセ日南」や、野生馬で知られる「都井岬」など見どころも多い「日南海岸」。海沿いを通る道路はフェニックスやワシントン椰子、ハイビスカスなどの植物に彩られており南国ムードたっぷり。景色を眺めながら快適なドライブが楽しめる。
洞窟の中にすっぽり収まるように建つ神秘的な「鵜戸神宮」。日向灘の断崖に面して建つ神社は社殿に向かって急な下り坂となり「日本三大下がり宮」のひとつになっている。願いを込めながら玉を投げ、亀石と呼ばれる岩の枡形に入れば願いが叶うといわれている「運玉」も人気がある。
日向灘に面した日豊海岸国定公園にある「クルスの海」。海の中に切れ込んだ岩場が十字架のような形に浮き上がり、「叶」という文字に見えることから、この場所で願いをささげると叶うといわれている。展望台には「クルスの鐘」も設置されていて、カップルの聖地になっている。
神話の里・高千穂町にある「天岩戸神社」は天照大神の岩戸隠れの神話の舞台で、「天岩戸」を祀っている。御神水が杉の根本から湧き出ていたり、やおよろずの神々が集まった場所とされる「天安河原」があったりとパワースポットとして多くの人が訪れている。
日本最大の古墳群として多くの観光客が訪れる「西都原古墳群」。3世紀前半から7世紀前半に造られたとされる約300基の古墳が確認されている。西都原台地に立つとさまざまな形の古墳を一望でき、中には内部の様子が見学できる古墳もある。また、花の名所としても有名で、四季折々のさまざまな花を楽しめる。
長く湯治場として栄えてき「京町温泉」、日帰り施設等はないが、大半の宿で立ち寄り利用ができる。周辺には鶴丸温泉や吉田温泉、吉松温泉などがあり、京町温泉郷とも称される。歓楽街の無い京町温泉だが「京町銀天街」と呼ばれるレトロな商店があり、気楽に散策を楽しめる。
九州の小京都「飫肥城下町」。武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣、漆喰塀が残る町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。中でも「商人町通り」には樽を店頭に置いた商家や、格子に壁燈籠、番傘を飾った商家が軒を連ね、町を流れる堀割の清流など、江戸時代を彷彿とさせる町並みが楽しめる。