面積 490.64km2 総人口 97,273人(推計人口、2017年5月1日)
関東の北部・栃木県の中部に位置する市である。
サツキや鹿沼土の産地として有名。2006年1月1日に隣接する上都賀郡粟野町を編入し、人口約10万人の県6位の人口となった。
5月になると、鹿沼さつき祭りが開催される。期間中、市内中心部の黒川河川敷では花火大会が開催される。
秋祭りも見所で、彫刻の入った屋台が町を練り歩く。もともとは、雨乞いの儀式が始まりと言われている。その影響か、祭りの期間中は雨が降ることが多い。
落ち着いた市ではあるが、宇都宮市のベッドタウンということもあり、宇都宮市への通勤率は15.6%(平成22年国勢調査)。
板荷地区の黒川の上流、大芦地区の大芦川の上流等では、天然のヤマメ、イワナ、サンショウウオ、カジカなどが生息している。
近代に入り、地場産業として家具や製材などの木工業が盛んである。最近はアートの街として文化的な成熟が見られる。粟野町と合併したことで、そばの作付面積及び生産量が県内一位となり、「鹿沼そば」として売り出している。また「鹿沼牛」を扱う店舗が中心となり「焼肉の街 鹿沼」としてもPRしている。
2016年、市のイメージアップのためのシンボルとして苺を採用するため、いちご市宣言を行っている。