ご存知、世界遺産の山「富士山」。山梨県内にあまたある観光名所もこの富士山があってこそ、富士山はまさに日本一の観光名所であり、世界に誇れる観光アイテムである。日本人であれば一度は登ってみたい富士山。五合目まではバスや車で気軽に行けるが、それ以上の登山は山開きしている7月初旬から9月初旬までとなる。
日本一の富士山をより魅力的にしているのが山梨県内に位置し、富士を取り囲むようにある5つの湖「富士五湖」である。山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の5つの湖には、その周辺にそれぞれのロケーションを活かした、温泉やテーマパーク、美術館に遊園地など様々な観光スポットがあり、多くの観光客を集めている。
特別名勝にも指定されている甲府市の人気観光地、長潭橋(ながとろ
ばし)から始まる約5kmの渓谷が「昇仙峡」です。高さ約180m、昇仙峡の主峰「覚円峰」や、日本の滝百選に選ばれた「仙娥滝(せんがたき)」など、自然が生み出した渓谷美を堪能できる。特におススメは紅葉の秋。
山梨県では多くの果物が作られいる。中でも「ぶどう」「もも」「すもも」は国内最大の生産量を誇り、4月はじめに桃の花が農園を埋め尽くす様子は、さながら桃源郷のようで観光名所にもなってる。 7月~8月はもも、9月~10月はぶどう狩りが、県内各地の農園で楽しめる。
富士吉田市内でも有数の、富士山のビュースポット。本殿近くの397段の階段を登りきると忠霊塔である五重塔が見えてくる。塔と富士山を一緒に撮れることから撮影スポットとして外国人観光客が急増し、一躍人気のスポットとなった。また、桜が多いため、春には絶好の景色を楽しむことができる。
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山梨ソウルフード(ほうとう・吉田うどん・鳥もつ煮)
山梨県のソウルフードとして有名なのが「ほうとう」「吉田うどん」
に「鳥もつ煮」。吉田うどんは富士吉田市内に50店舗以上のお店が
あり、コシが強いのが特徴。ほうとうは極太の麺をカボチャとともに煮て味噌味にした家庭料理。「鳥もつ煮」は2010年のB-1グランプリでグランプリを獲得して有名になった。
世界遺産の一部に認定されている「忍野八海」。富士山に降った雨が
伏流水となって湧き出ている8か所の池で、名水百選にも選ばれている。茅葺屋根の水車小屋などが日本原風景を造り出し、富士山をバックに絶好の撮影スポットになっている。
標高670メートルの高台にある絶景の露天風呂「ほったらかし温泉」。眼下には甲府盆地を見下ろせ、天気次第では富士山も見渡すことができる。営業時間は日の出の1時間前から夜10時まで、湯船につかりながら日の出や甲府盆地の夜景が楽しめる人気の日帰り入浴施設。
身延町にある日蓮宗の総本山、身延山久遠寺。年間を通して多くの参
拝客が訪れる。久遠寺周辺は、日本さくらの名所100選に選ばれ、全
国有数の桜の名所。 中でも身延山久遠寺のしだれ桜は樹齢400年で全国しだれ桜10選のひとつに選ばれている。
山梨の定番土産となった「桔梗屋信玄餅」。今では信玄ソフト、信玄キャラメル、信玄アイスなど、様々な「信玄餅コラボ商品」が発表されている。そして今、この桔梗屋本社の工場見学が観光客に人気を呼んでいる。包装する神業は必見で、御菓子の詰め放題もある。